シミズ ユタカ    SHIMIZU Yutaka
   清水 裕
   所属
人間社会学部 心理学科
 
生活心理研究所 所属教員
 
生活機構研究科 心理学専攻
 
生活機構研究科 生活機構学専攻
   職種
教授
研究期間 2009/04~2012/03
研究課題 「地方都市における地域防災コミュニティ活性化支援と家庭内防災力の向上に関する研究」
実施形態 科学研究費補助金
研究種目名 基盤研究(C)
研究機関 尚絅学院大学
採択科研究課題番号 21530663
代表分担区分 連携研究者
代表者 水田恵三
連携研究者名 清水 裕 昭和女子大学, 生活機構研究科, 准教授 (70246007) 西道 実 奈良大学, 社会学部, 教授 (50280110) 田中 優 大妻女子大学, 人間関係学部, 教授 (40316914) 堀 洋元 大妻女子大学, 人間関係学部, 助教 (60612893)
概要 仙台市、新潟中越両地区に防災意識に関するアンケート調査を行い、両地区の比較を行った。ランダムサンプリングにもかかわらず仙台、新潟中越両地区の回収率は5割近く、両地区ともに防災への意識は高い。両地区とも防災の主体は50歳代以上の方である。両地区においては災害伝言ダイヤルへの関心は少なく、さらに携帯電話が通じない場合の家族との連絡方法、集合場所を確認していない。発災後の情報源のほとんどはテレビであり、停電した場合(ワンセグは除いて)のことがほとんど想定されていない。仙台市民は家具の安定や自宅の耐震強度など防災のハード面に力を入れていたのに対して、新潟中越は地震に関する情報、家族での話し合いなど防災のソフト面に力を入れていた。仙台市民は地震による津波の被害はほとんど想定していなかった。