ヤマダ ナツキ
YAMADA Natsuki
山田 夏樹 所属
人間文化学部 日本語日本文学科
近代文化研究所 所属教員
職種
准教授
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2017/03 |
形態種別 | 単行本 |
標題 | 〈ヤミ市〉文化論 |
執筆形態 | 共著 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | ひつじ書房 |
担当範囲 | 石川淳「焼跡のイエス」から手塚治虫、梶原一騎、王欣太「ReMember」―戦後マンガにおける闇市の表象分析 |
著者・共著者 | 共著者:井川充雄、石川巧、中村秀之
吉見俊哉、マイク・モラスキー、川本三郎、初田香成、石榑督和、井川充雄、石川巧、落合教幸、後藤隆基、河野真理江、中村秀之、山田夏樹、渡辺憲司、渡部裕太 |
概要 | 担当範囲
石川淳「焼跡のイエス」から手塚治虫、梶原一騎、王欣太「ReMember」―戦後マンガにおける闇市の表象分析 (162~187頁) 単線的に捉えられない戦後のあり方を、手塚治虫、梶原一騎作品の闇市表象を中心に分析した。具体的には前者が、闇市自体を様々な民族が入り乱れる場とし、戦前から継続する日本の暴力性と向き合うものになっていること、対照的に後者が、闇市に降り立つ朝鮮出身の力道山、大山倍達を日本人とし、あえて一枚岩のように日本人のアイデンティティを描出することで、復興の起点としての闇市表象が機能していったことを検証した。 |