ヤマダ ナツキ
YAMADA Natsuki
山田 夏樹 所属
人間文化学部 日本語日本文学科
近代文化研究所 所属教員
職種
准教授
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2016/09 |
形態種別 | 単行本 |
標題 | 村上春樹と二十一世紀 |
執筆形態 | 共著 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | おうふう |
総ページ数 | 335ページ |
担当範囲 | 村上春樹『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』における物語化の暴力性―「唐突すぎる」切断/接続と連鎖する「選択」 研究史編『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』 |
著者・共著者 | 共著者:宇佐美毅・千田洋幸編著
山下真史、野中潤、木村友彦、矢野利裕、石川治樹、早川香世、大川武司、田村謙典、山田夏樹、齋藤祐、深津謙一郎、駒ヶ嶺泰暁、平野芳信、藤崎央嗣、戴暁晨、長谷川達哉、千田洋幸、宇佐美毅、松井史絵、苗鳳科、鈴木さとみ |
概要 | 担当範囲
村上春樹『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』における物語化の暴力性―「唐突すぎる」切断/接続と連鎖する「選択」 (129~145頁) 村上春樹『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』において、シロを「殺したかもしれない」という自責の念を徐々に抱いていくことになるつくるの、自身を物語化する過程をひとまず確認した上で、つくるという個の領域に留まらず、そうした加害の意識や、あり得た可能性を常に想起せざるを得ない感覚を拡大させていく現在の社会の問題性を、しばしば震災後文学という捉え方をされる本作がどのように描き出しているかを論じたものである。 担当範囲 研究史編『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』 (313~316頁) 『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』の研究史を担当したものである。 |