ムラヤマ ノリオ
Murayama Norio
村山 憲男 所属
人間社会学部 心理学科
生活機構研究科 心理学専攻
生活心理研究所 所属教員
生活機構研究科 生活機構学専攻
職種
准教授
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2014/06 |
形態種別 | 学術雑誌 |
標題 | 臨床に差がつく!睡眠薬・抗不安薬の適正な使用方法 睡眠薬の適切な使用方法 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | Modern Physician |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 34(6),710-713頁 |
著者・共著者 | 田ヶ谷浩邦、袴田優子、村山憲男 |
概要 | 不眠を訴える場合でも、閉塞性睡眠時無呼吸症候群やレストレスレッグス症候群など、睡眠薬が有害・無効な場合があるので鑑別が重要である。睡眠薬治療の対象は、不眠そのものではなく、不眠による日中の機能障害である。不眠そのものを治療対象としない。睡眠薬は少量を毎日服用が原則。「眠れないときだけ服用」の指示はかえって不眠を引き起こす。睡眠薬は安全な薬剤であるが、催眠作用は弱く、生活習慣、服薬法、睡眠薬や不眠に対する不安など、ささいな原因で効果が減弱する。睡眠薬を追加しても催眠作用の増強は期待できず、せん妄やもうろう状態、転倒、骨折などさまざまな問題を引き起こす。不眠症の治療には、生活指導などの非薬物療法を併用することが有効である。 |