イトウ ジュン
ITOH Jun
伊藤 純 所属
人間社会学部 福祉社会学科
女性文化研究所 所属教員
現代ビジネス研究所 所属教員
生活機構研究科 福祉社会研究専攻
生活機構研究科 生活機構学専攻
福祉社会・経営研究科 福祉共創マネジメント専攻
職種
教授
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2005/04 |
形態種別 | 学術雑誌 |
標題 | ミクロデータによる高年世帯の家計支出の分析-1990年代を中心にして- |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 『研究所報』 |
出版社・発行元 | 法政大学日本統計研究所 |
巻・号・頁 | (34),153-182頁 |
著者・共著者 | 坂田幸繁、伊藤純 |
概要 | (全体概要)本研究は、高齢者福祉サービスの利用者に位置づけられる高齢者夫婦世帯及び単身高齢者世帯の経済状況を客観的に把握するために実施された。研究方法は、総務庁統計局「全国消費実態調査(1989年、1994年、1999年)」のリサンプリングのミクロ統計データを使用して、1990年代を中心にバブル期からバブル崩壊後の高齢者世帯の生活行動の変化の特徴を、年間収入と貯蓄現在高との二つの経済要因をコントロールした上で、消費支出のパターンの変化として捉えた。 その結果、年間収入と貯蓄現在高に関する高年夫婦世帯数の分布は1989年から1999年にかけて低位から高位にシフトしており、支出水準は概ねバブル期の1989年では高く、バブル崩壊後の1994年に落ち込むものの1999年には回復するというパターンを基調としていることがわかった。また、所得階層の違いが支出構造に差をもたらしており、低所得層は固定的・非選択的費目に相対的に多く支出していることが明らかになった。
担当頁:共同研究のため、担当部分は抽出不可能。 |