イハラ トモアキ
IHARA Tomoaki
井原 奉明 所属
国際学部 英語コミュニケーション学科
文学研究科 英米文学専攻 博士前期課程
文学研究科 文学言語学専攻 博士後期課程
職種
教授
|
|
言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2011/04 |
形態種別 | 大学・研究所等紀要 |
査読 | 査読あり |
標題 | 日本語における「もの」の根源的概念 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 学苑 |
出版社・発行元 | 昭和女子大学近代文化研究所 |
巻・号・頁 | (846),17-27頁 |
概要 | 日本語における「もの」の概念を現象学的に捉えた空間の異方性との関係において明らかにする。「もの」は多義語であると思われているが、基本的に「未分節の生成エネルギー」としての「存在」という概念規定を有する。この概念が、「生きられる空間」としての「前」「後」「上」「横」空間に置かれた時に、客観的物体・もののけ・聖性・詠嘆をそれぞれ意味するようになる。さらに「おもて」と「うら」を区別することにより、「前」空間の物体と生成エネルギーとしての両面を明らかにすることができることを論じる。 |
ISSN | 1348-0103 |