ナカヤマ エイコ    NAKAYAMA Eiko
   中山 榮子
   所属
環境デザイン学部 環境デザイン学科
 
生活機構研究科 環境デザイン研究専攻
 
生活機構研究科 生活機構学専攻
   職種
教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2019/07
形態種別 大学・研究所等紀要
査読 査読あり
標題 北欧諸都市におけるSPM(浮遊粒子状物質)の現状
執筆形態 単著
掲載誌名 昭和女子大学紀要「学苑」
掲載区分国内
巻・号・頁 945,65-70頁
著者・共著者 中山榮子
概要 人々が幸せに暮らすためには、清潔で安全な生活環境が必要である。しかし、特に大気環境汚染の影響は直感的に理解されづらい。本研究室では、大気汚染の影響を評価するために、アジアのいくつかの主要都市で環境調査を実施し、その結果を公表してきた。本報では、コペンハーゲン、オスロ、ストックホルム、ヘルシンキ、ロバニエミの北欧都市で実施された浮遊粒子状物質(SPM)測定の結果を報告し、アジアの都市で得られた同様の調査と比較した。フィンランド気象研究所所有のGrimmと本学所有のLD-3Bを平行稼働できたことは大きな成果であった。PM10とSPMは高い相関を示した。世界のきれいな都市の常連である北欧諸都市の今後の課題は、越境汚染と考えられる。