フエキ ミカ    FUEKI Mika
   笛木 美佳
   所属
人間文化学部 日本語日本文学科
 
近代文化研究所 所属教員
 
文学研究科 日本文学専攻 博士前期課程
   職種
教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2009/01
形態種別 大学・研究所等紀要
査読 査読あり
標題 遠藤文学における女性(三)―「わたしが・棄てた・女」に流れ込んでいくもの―
執筆形態 単著
掲載誌名 「学苑」
掲載区分国内
出版社・発行元 昭和女子大学
巻・号・頁 (819),69-84頁
概要 遠藤文学において重要な位置を占める「わたしが・棄てた・女」が、いかなる経緯をたどって生み出されたのか、特に森田ミツの人物造形に留意しつつ考察した。次第に〈愛〉の模索が作品の前面に現れてきた経過を明らかにし、特に昭和35年の肺結核再発をきっかけに自己聖化をする男性主人公から、より平凡な女性主人公に移行していった様子を確認した。