カスヤ ミサコ
KASUYA Misako
粕谷 美砂子 所属
人間社会学部 現代教養学科
女性文化研究所 所属教員
生活機構研究科 福祉社会研究専攻
国際文化研究所 所属教員
生活機構研究科 生活機構学専攻
福祉社会・経営研究科 福祉共創マネジメント専攻
現代ビジネス研究所 所属教員
職種
教授
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2020/02 |
形態種別 | 大学・研究所等紀要 |
標題 | 「『みんなのたからもの』ししゅう高田松原プロジェクト」世田谷展の取組み
―「生活文化」共有の視点から― |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 昭和女子大学 学苑・人間社会学部紀要 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | (952) |
著者・共著者 | 粕谷 美砂子 |
概要 | 東日本大震災から8年が経過した2019年3月5日から10日までの6日間、東京都世田谷区にある世田谷美術館において、「東日本大震災を忘れない―3.11から8年、世田谷から考える―天野寛子フリー刺繍画展&『みんなのたからもの』ししゅう高田松原タペストリー展」(世田谷展)を開催した。
本稿では、第1に、「『みんなのたからもの』ししゅう高田松原プロジェクト」を立ち上げた経緯を述べた。第2に岩手県陸前高田市の高田松原を表現した「松」の刺繍作品に込められた想いについてまとめた。第3に、本プロジェクト実施が学生の学びの場として果たした役割を明らかにした。さらに「生活文化」共有の視点からみた手仕事としての「刺繍」の持つ意義について検討した。その結果、この「世田谷展」の取組みは、社会的課題への視座を内包しており、「生活文化」の共有として位置付けられることを考察した。 |