オガワ ムツミ    OGAWA Mutsumi
   小川 睦美
   所属
食健康科学部 健康デザイン学科
 
女性文化研究所 所属教員
 
現代ビジネス研究所 所属教員
 
生活機構研究科 生活科学研究専攻
 
女性健康科学研究所 所属教員
 
生活機構研究科 生活機構学専攻
   職種
教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2017/09
形態種別 その他
標題 タンパク質と脳の栄養~うつ病とタンパク摂取~
執筆形態 共著
掲載誌名 畜産の情報
掲載区分国内
出版社・発行元 独立行政法人 農畜産業振興機構
巻・号・頁 2017(9),52-61頁
著者・共著者 高田明和、髙尾哲也、小川睦美、石井幸江、清水史子、葉梨喬宏、富岡大、堀宏治、増田潤一
概要 タンパク質は,炭水化物,脂質とともに三大栄養素と呼ばれ,身体をつくる役割を果たしている。またタンパク質は20種類のアミノ酸から構成され,生体機能を維持しており,脳の成長,機能の発揮に欠かせない。さらに,タンパク質の構成成分であるチロシン,フェニルアラニン,トリプトファンなどの必須アミノ酸は神経の活動の伝達に不可欠な神経伝達物質を作る。アドレナリン,ノルアドレナリンなどは交感神経の活動を支える。トリプトファンはセロトニンになり,私たちの気分を明るくする作用を持ち,欠乏するとうつ病になるおそれがあることが知られている。実際,うつ病の患者はセロトニンの値が低いが,それはセロトニンがすぐに分解されるからであることを示唆するデータが得られている。