タナカ ナオコ
TANAKA Naoko
田中 奈緒子 所属
人間社会学部 心理学科
生活心理研究所 所属教員
生活機構研究科 心理学専攻
職種
教授
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2018/03 |
形態種別 | 大学・研究所等紀要 |
査読 | 査読あり |
標題 | セルフ・モニタリングと自己理解が否定的意識に及ぼす掲揚-対人関係における違和感を抱いた状況に着目してー |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 昭和女子大学生活心理研究所紀要 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 昭和女子大学生活心理研究所 |
巻・号・頁 | 20,45-52頁 |
著者・共著者 | 丸山華子・田中奈緒子 |
概要 | 本研究は、対人相互作用における他者志向行動を予測するセルフ・モニタリング傾向が自己に対する否定的意識を高めるか検討している。他者志向行動を取る中で自己概念との相違が生じ、それが状況への違和感や否定的感情を生じさせると予測し、200名を超える対象者への比較的大規模な質問紙調査を実施し、対人関係において違和感を抱いた状況についてデータを収集しており、自己呈示変容能力を肯定的に見積もることができる自己肯定感が強い人物が自己嫌悪しないことを示した。これは、感情側面への内観が乏しい場合に他者志向的な側面が不適応を起こす可能性を示して、自己内外の調整が心的適応にもたらす過程について有用な情報を提供した。 |