マツナガ シノブ
MATSUNAGA Shinobu
松永 しのぶ 所属
人間社会学部 心理学科
生活機構研究科 心理学専攻
生活機構研究科 生活機構学専攻
生活心理研究所 所属教員
職種
教授
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発行・発表の年月 | 2007/03 |
形態種別 | 学術雑誌 |
査読 | 査読あり |
標題 | 青年から大人への移行期の自立意識に関する研究-大学生の自立意識の構造とその実態- |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 鎌倉女子大学学術研究所所報 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | (7),55-73頁 |
著者・共著者 | 共著者:大石美佳、松永しのぶ、伊藤嘉奈子、鈴木公基、前野澄子 |
概要 | 若者の自立意識の構造およびその実態を探るために大学生791名に独自に作成した自立意識、自立観、大人観、将来に対する本人と親の態度に関する質問紙調査を実施した。有効回答数は784名(男子382名、女子402名)であった。自立観については経済的自立を、大人観については精神的自立を重視する傾向が見られたが、大人になることに対する積極的な期待は見られなかった。自立意識に関する項目からは、プライベートな時間と空間を確保し、それを楽しむ姿と親密な親子関係の実態が浮かび上がった。また、結婚、離家に対する親からの圧力は少ないことが示され、その傾向は娘に対しての方が顕著であった。今回の調査結果から、若者の自立観、自立の実態は親の態度や意識とも関連があることが示唆された。
(共同研究につき、本人担当部分抽出不可能) |