マツナガ シノブ
MATSUNAGA Shinobu
松永 しのぶ 所属
人間社会学部 心理学科
生活機構研究科 心理学専攻
生活機構研究科 生活機構学専攻
生活心理研究所 所属教員
職種
教授
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2021/03 |
形態種別 | 大学・研究所等紀要 |
査読 | 査読あり |
標題 | 地域の発達相談室でのペアレント・トレーニングの取組み-プログラム内容の妥当性と効果の検討- |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 昭和女子大学生活心理研究所紀要 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 昭和女子大学生活心理研究所 |
巻・号・頁 | 23,21-32頁 |
担当範囲 | 論文全体の構成、分析結果の考察を共同で担当した。 |
著者・共著者 | 百瀬良・佐藤昌子・松永しのぶ |
概要 | 本研究の目的は、発達相談室でのペアレント・トレーニング(PT)プログラムの内容の妥当性と効果を検討することであった。プログラム内容については、システム面、プログラム面ともに、PTガイドラインが示す基準を満たすプログラムとなっていることが明らかとなった。
PT参加者158名への質問紙調査の分析結果から、当相談室のPTプログラムで提示した6つのスキルについて、いずれも概ね「説明がわかりやすかった」「効果があると思う」と評価された。しかし、「実行度」は、スキルによって異なり、「肯定的注目」が最も実行しやすく、「気づかないふり+待つ」や「タイムアウト」は実行度が低いことが明らかとなった。参加者の「育児意識・行動尺度」下位尺度得点の変化から、育児意識は改善し、養育力が向上したと言え、子育てに対する自信も顕著に上昇しているという結果が得られたことから、当相談室のPTプログラムの効果が確認できた。 |