アサダ ユウコ    ASADA Yuko
   浅田 裕子
   所属
グローバルビジネス学部 ビジネスデザイン学科
 
現代ビジネス研究所 所属教員
   職種
准教授
発行・発表の年月 2013/08
形態種別 学術雑誌
標題 Case concord in coordination
執筆形態 単著
掲載誌名 Proceedings of the 15th Seoul International Conference on Generative Grammar
掲載区分国外
出版社・発行元 Hankuk Publishing Co, Seoul, Korea
巻・号・頁 57-70頁
著者・共著者 浅田裕子
概要 「太郎に花子が結婚した」の例にあるような助詞の「に」が接続する等位構造は、Harada and Larson (2009)で提案されている「格呼応 (case concord) 」が関与していると主張する。具体的には、等位接続助詞の「に」が標示する名詞句は、「太郎に花をあげた」にあるような与格の「に」が標示する名詞句と同様、格素性を持たず、主格や対格の構造格付与における呼応の結果、格を付与されると提案する。この提案により、従来研究では未説明であった「に」が接続する等位構造の諸特性を導くことができる。