ナガオカ ミヤコ
NAGAOKA Miyako
永岡 都 所属
人間社会学部 初等教育学科
生活機構研究科 人間教育学専攻
生活機構研究科 生活機構学専攻
職種
特任教授(準常勤)
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2010/06 |
形態種別 | 大学・研究所等紀要 |
標題 | 小学校における小編成管弦楽の指導 ―R小学校「器楽クラブ」の編曲と演奏指導の事例から― |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 学苑 初等教育学科紀要 |
出版社・発行元 | 昭和女子大学 |
巻・号・頁 | (第836号),14-32.頁 |
著者・共著者 | 高畠扶貴 |
概要 | 本研究は、小学校における小編成の管弦楽の指導法について、都内のR小学校の器楽クラブの事例をもとに、1)楽器の選択と管弦楽の編成方法、2)児童の心身の発達と楽器演奏能力の関係、3)原曲の音響を可能な限り保持する編曲方法、を検討し、次のような結論を得た。1)楽器の選択については、弦楽器、フルート、トランペット、打楽器を基本とし、ピアノパートを補完的に導入し、20名前後の編成にする。2)小学校中高学年の児童は、身長・肺活量ともに成人とは隔たりがあるが、精神的な面でのこの時期の発達により、技術的な問題をある程度クリアできる。3)編曲についても、複数楽器によるパートの補完や、楽器の変更などの工夫によって、小学生にも演奏可能にすることができる。編曲にあたっては、どのパートの演奏レベルが高いかを見極めることがポイントであるが、そのためにも指導者は児童の実態を充分に把握する必要がある。 |