シマタニ マキコ    SHIMATANI Makiko
   島谷 まき子
   所属
人間社会学部 心理学科
 
生活機構研究科 心理学専攻
 
生活機構研究科 生活機構学専攻
 
生活心理研究所 所属教員
   職種
教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2023/03
形態種別 大学・研究所等紀要
査読 査読あり
標題 心理劇におけるウォーミングアップ体験の検討
―ウォーミングアップ効果、ドラマ体験、心理劇の効果との関係から―
執筆形態 共著
掲載誌名 昭和女子大学生活心理研究所紀要
掲載区分国内
出版社・発行元 昭和女子大学生活心理研究所
巻・号・頁 25,19-30頁
担当区分 最終著者
著者・共著者 榎本万里子・島谷まき子
概要 本研究では、心理劇におけるウォーミングアップ(以下W-up)体験に着目し、W-up効果、ドラマ体験、心理劇の効果との関係から検討した。仮説は次の3つであった。①W-up体験が肯定的であるほど、W-up効果が高まる。②W-up体験およびW-up効果はドラマ体験を介して心理劇の効果に影響を及ぼす。③W-up体験が肯定的であるほど、心理劇の効果、特に自発性の効果が高まる。一般人を対象に実施された複数の心理劇グループへの参加者75名(男性21名、女性54名、平均年齢49.60歳、SD=17.20)に対して、W-up体験尺度、 W-up効果測定尺度、ドラマ体験尺度、心理劇効果測定尺度から構成される質問紙調査を実施した。分析の結果、仮説①②③はすべて支持され、W-up体験によって高められたW-up効果は、その後のドラマ体験過程で維持され機能することによって、心理劇の効果のうち、 特に自発性の効果を高めることが実証された。