イケガミ シンペイ
IKEGAMI Shimpei
池上 真平 所属
人間社会学部 心理学科
生活心理研究所 所属教員
職種
准教授
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発表年月日 | 2014/12/07 |
発表テーマ | 音楽制作者によるグルーヴ感の産出―単純なリズムパターンを用いた検討― |
発表学会名 | 日本基礎心理学会第33回大会 |
主催者 | 日本基礎心理学会 |
学会区分 | 全国学会 |
発表形式 | ポスター |
単独共同区分 | 共同 |
開催地名 | 東京 |
発表者・共同発表者 | 池上真平・重野純 |
概要 | グルーヴ感とは,音楽に合わせて身体を動かしたくなる感覚のことを指す言葉であり,多くの音楽家がその重要性を指摘している。しかし,そのような重要性とは対照的に,グルーヴ感の産出過程は,ほとんど明らかになっていない。本研究ではグル―ヴ感が産出される過程を検討するため,単純な等時性のリズムパターンを2名のプロの音楽制作者に与え,そのリズムパターンを構成する各音の強さとテンポを調整することによりグルーヴ感を産出(表現)してもらった。音楽制作者は,2種類の表現条件のもとでリズムを制作した。グルーヴ感表現条件では,“非常に身体を動かしたくなるように”リズムを制作し,非グルーヴ感表現条件では,“身体を動かしたいと全く思わないように”リズムを制作した。制作されたリズムの物理的特徴を分析したところ,グルーヴ感表現条件と非グルーヴ感表現条件との間で強弱の変化の仕方やテンポが異なることが分かった。 |