ヤマダ ナツキ    YAMADA Natsuki
   山田 夏樹
   所属
人間文化学部 日本語日本文学科
 
近代文化研究所 所属教員
   職種
准教授
発表年月日 2021/11
発表テーマ キャラクターとしての「萩原朔太郎」
発表学会名 第51回 萩原朔太郎研究会 研究例会
主催者 萩原朔太郎研究会
学会区分 研究会・シンポジウム等
発表形式 口頭(招待・特別)
単独共同区分 単独
開催地名 萩原朔太郎記念、水と緑と詩のまち前橋文学館
発表者・共同発表者 山田夏樹
概要 「萩原朔太郎」の翻案の系譜が、主に「殺人事件」から「猫町」までの作品を大掴みにするものであり、「孤独」で「窃視」し「夢想」する「私」を、キャラクター化するものであることを確認した。そして、萩原朔太郎作品では「群集」(全体主義、戦争)に惹かれつつ抑止する「私」(「詩人」)が描かれたが、その姿を源流にしながらも、現在のキャラクター(文化)では、消費の最前線で性、暴力、戦争の問題性を体現する存在が描かれていることを検証した。