フジシマ ヨシツグ
FUJISHIMA Yoshitsugu
藤島 喜嗣 所属
人間社会学部 心理学科
生活心理研究所 所属教員
生活機構研究科 心理学専攻
職種
教授
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発表年月日 | 2016/09/18 |
発表テーマ | 解釈レベルがステレオタイプ反証刺激の潜在的評価に及ぼす影響:ジェンダーステレオタイプ反証事例を用いた検討 |
発表学会名 | 日本社会心理学会第57回大会 |
主催者 | 関西学院大学 |
学会区分 | 全国学会 |
発表形式 | ポスター |
単独共同区分 | 単独 |
開催地名 | 兵庫県 |
概要 | 解釈レベルによってステレオタイプ集団の反証事例に対する反応が異なるかを検討した。典型例刺激の単一カテゴリーIATを実施した後、解釈レベルを操作し、その後、反証事例刺激の単一カテゴリーIATを実施した。典型例刺激として一般女性の顔8名分を用いる一方、反証事例刺激としてジェンダーステレオタイプに一致しない有名なキャリア女性8名の顔写真を用いた。その結果、反証事例刺激の潜在的評価に解釈レベル操作は影響せず、典型例ステレオタイプが一定の影響を及ぼしていた。反証事例IAT自体は顕在評価に影響を及ぼしており、反証事例がある程度情報処理に利用されている証拠も得た。反証事例ではなく反証事例集団カテゴリを活性化もしくは測定した可能性と、具体思考によって事例に重きを置いた評価に移行しない可能性を考察した。 |