フジシマ ヨシツグ
FUJISHIMA Yoshitsugu
藤島 喜嗣 所属
人間社会学部 心理学科
生活心理研究所 所属教員
生活機構研究科 心理学専攻
職種
教授
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発表年月日 | 2017/09/30 |
発表テーマ | 不正な成績報告が能力の自己査定に及ぼす影響:能力の肯定評価による自己正当化 |
発表学会名 | 日本グループ・ダイナミックス学会第64回大会 |
主催者 | 東京大学 |
学会区分 | 全国学会 |
発表形式 | ポスター |
単独共同区分 | 共同 |
開催地名 | 東京 |
発表者・共同発表者 | 足立若葉・荒木美音・本多永実・伊藤可那子・那須野敦子・須浦早紀・宇野羽衣奈・藤島喜嗣 |
概要 | Mazer, Amir, Ariery (2008)を参考に、好成績報告の誘因がある場合に課題成績の不正報告がなされるか、成績報告の不正がその後の自己正当化を招くか、を検討した。先行研究によれば、人は誘因がある場合には不正を行いうるし、そのことを正当化し自己欺瞞を行うこともある。本研究では、Mazer et al. (2008)の手続きをできるだけ忠実に再現し、不正報告の機会がある実験条件とそのような機会がない統制条件とを設定した上で、好成績に誘因のある課題を行った。その結果、これまでの知見通りに統制条件よりも実験条件の方で不正報告が認められた。他方で、自己正当化の証拠は認められなかった。人の不正のあり方と正当化の必要性について考察を行った。 |