フジシマ ヨシツグ
FUJISHIMA Yoshitsugu
藤島 喜嗣 所属
人間社会学部 心理学科
生活心理研究所 所属教員
生活機構研究科 心理学専攻
職種
教授
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発表年月日 | 2018/09/08 |
発表テーマ | 協働状況が成績報告不正に及ぼす影響 |
発表学会名 | 日本グループ・ダイナミックス学会第65回大会 |
主催者 | 日本グループ・ダイナミックス学会 |
学会区分 | 全国学会 |
発表形式 | ポスター |
単独共同区分 | 共同 |
開催地名 | 神戸大学 |
発表者・共同発表者 | 藤島喜嗣・松本舞奈 |
概要 | Mazer, Amir, and Ariely (2008)の枠組みを利用して、協働状況が成績不正報告を促進するか検討した。人は不正を行うとき、自我動機と功利動機の相反する動機づけに基づくため、利他的な要素が含まれる協働状況においては不正が促進される可能性がある。不正に自己利益がない交換条件、協働利益を平等分配する山分け条件、単独で不正の機会がある破棄条件と不正の余地のない統制条件を設け、実験室実験を行った。その結果、交換条件、山分け条件のいずれも履き条件よりも不正を強く示す傾向にあった。この結果は、自己正当化の機会が不正を促進するという考えでは説明ができず、互恵性規範や利他性を想定した不正の可能性を示唆した。 |