オオバ ミワコ
OHBA Miwako
大場 美和子 所属
人間文化学部 日本語日本文学科
文学研究科 言語教育・コミュニケーション専攻 博士前期課程
職種
准教授
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発表年月日 | 2023/03/17 |
発表テーマ | 「話し合い」に関する文献調査の報告-分野横断的な知見共有をめざして- |
発表学会名 | 社会言語科学会第47回大会 |
主催者 | 社会言語科学会 |
学会区分 | 全国学会 |
発表形式 | ポスター |
単独共同区分 | 共同 |
開催地名 | 東京国際大学 第2キャンパス |
開催期間 | 2023/03/16~2023/03/18 |
発表者・共同発表者 | 寅丸真澄・中井陽子・大場美和子 |
概要 | 本研究の目的は,話し合いに関する研究論文を分野横断的に調査し,話し合い研究の現状を俯瞰的に整理することである。これにより,話し合い研究の知見を共有しやすくし,今後の話し合い研究の発展に寄与したいと考える。分析では,まず,話し合い研究が活発に行われだした1990年代以降に書かれた話し合いに関わる研究論文のうち,国立情報学研究所が運営するデータベースCiNiiより,「話し合い」「対話」「ディスカッション」「議論」「討論」という検索キーワードで論文136本を抽出した。次に,それらのうち,学会誌もしくは紀要に掲載され,話し合いの話題や形態が記述された論文83本を対象に,①年代別論文数,②研究分野,③研究の観点,④話し合いの型について縦断的に分類した。①より、年代を経るごとに急激に増加していること、②より、分野横断的な研究論文も幅広く見られるようになったこと、③より、多角的な観点が取り上げられるようになったことが明らかとなった。そして、④より、意見交換型、課題解決型、課題達成型、情報共有型、ピア学習型の5種が観察された。 |