ナカヤマ エイコ
NAKAYAMA Eiko
中山 榮子 所属
環境デザイン学部 環境デザイン学科
生活機構研究科 環境デザイン研究専攻
生活機構研究科 生活機構学専攻
職種
教授
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発表年月日 | 2017/06/16 |
発表テーマ | Stilbene glycosides of extraction from Norway spruce inner bark |
発表学会名 | IUFRO 2017 Division5 Conference |
主催者 | INTERNATIONAL UNION OF FOREST RESEARCH ORGANIZATIONS |
学会区分 | 国際学会 |
発表形式 | 口頭(一般) |
単独共同区分 | 共同 |
開催地名 | Vancouver, Canada |
発表者・共同発表者 | Eiko NAKAYAMA, Tuula JYSKE, Risto KORPINEN, Jan-Erik RAITANEN, Patrik EKLUND |
概要 | ドイツトウヒ樹皮は木質系廃棄物として製材所やパルプ工場から大量に廃棄されており、その有効な利用方法の提案が待たれている。本研究では、樹皮中に豊富に存在するスチルベン配糖体に着目し、その有用性を考察するための基礎的研究を行った。スチルベン配糖体を多量に含む内樹皮抽出液を得、紫外線を照射することにより、スチルベン配糖体の安定性をUV-Vis、GC/MS、HP-SECなどを用いて評価した、スチルベンは紫外線照射下においてcis化の後光環化反応を起こすことで知られているが、配糖体においても糖を離すことなくtransからcisへの異性化がおこり、光環化反応に移行することが示唆された。糖を離さずに反応するためにはよりエネルギーを必要とすることから、逆にこの反応において紫外線吸収効果が高いことが期待される。 |