タカオ テツヤ
TAKAO Tetsuya
高尾 哲也 所属
食健康科学部 食安全マネジメント学科
生活機構研究科 生活科学研究専攻
国際文化研究所 所属教員
生活機構研究科 生活機構学専攻
女性健康科学研究所 所属教員
現代ビジネス研究所 所属教員
職種
教授
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発表年月日 | 2017/02/27 |
発表テーマ | タケセルロースナノファイバー投与による腸内細菌叢の変化 |
発表学会名 | 日本木材学会大会 |
学会区分 | 全国学会 |
発表形式 | 口頭(一般) |
単独共同区分 | 共同 |
発表者・共同発表者 | 高尾哲也, 小川睦美, 中山榮子, 下川知子, 林徳子, 眞柄謙吾, 池田努 |
概要 | セルロースナノファイバー(NC)の食品への利用は,安全性に問題があるという報告はないものの進んでいない。そこで,タケノコ等で食経験のあるタケを原材料としたNCを試料とし,タケNC投与が腸内細菌叢に与える影響を検討した。オスおよびメスC57BL/6Jマウスに各々5.0%の二酸化塩素漂白タケNC(Cl2)およびオゾン漂白タケNC(O3)および飼料用セルロースパウダー(Cel)を添加した食餌を用いて飼育した。飼育期間中,食餌および飲水は自由摂取とした。飼育開始後14日および28日目に糞を採取しT‐RFLP解析を用いて主要な腸内細菌分類群の推定を行った。その結果,Clostridiales,Lactobacillalesは飼育により全微生物に対する割合は低下した。Cl2群とO3群はCel群に対してオス・メス共に2週,4週で有意に低値を示した。Clostridiales,Bacteroidalesは飼育により全微生物に対する割合は上昇した。Cl2群とO3群はCel群に対してオス・メス共に2週,4週で有意に高値を示した。 |