コハラ ナツコ
KOHARA Natsuko
小原 奈津子 所属
環境デザイン学部 環境デザイン学科
国際文化研究所 所属教員
生活機構研究科 生活機構学専攻
生活機構研究科 環境デザイン研究専攻
職種
特任教授(準常勤)
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発表年月日 | 2011/06/11 |
発表テーマ | 駿府城内遺跡から出土した布の分析 |
発表学会名 | 日本文化財科学会 |
学会区分 | 全国学会 |
発表形式 | ポスター |
単独共同区分 | 共同 |
開催地名 | 筑波大学 |
発表者・共同発表者 | 伊藤美香、西尾太加二、河合修 |
概要 | ㈶静岡県埋蔵文化財調査研究所によって調査された駿府城内遺跡の15世紀ごろの遺構から出土した布片を鑑別した。鑑別は電子顕微鏡、FTIRおよび熱分解GCMSなどを用いて行った。電子顕微鏡により、布片は大麻繊維からできていることが推測された。また、微小部X線回折装置、FTIRおよび熱分解GCMSにより、空洞化した繊維束の間に漆の主成分であるウルシオールが存在することを明らかにした。出土場所周辺には職人集団の住居等があったことが推測されており、本試料は漆器作成に使用された漆濾し布の類の布であったことが推察された。 |