シマタニ マキコ
SHIMATANI Makiko
島谷 まき子 所属
人間社会学部 心理学科
生活機構研究科 心理学専攻
生活機構研究科 生活機構学専攻
生活心理研究所 所属教員
職種
教授
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発表年月日 | 2022/09/02 |
発表テーマ | 怒りの制御方法が気分状態に及ぼす影響 |
発表学会名 | 日本心理臨床学会第41回大会 |
主催者 | 日本心理臨床学会 |
学会区分 | 全国学会 |
発表形式 | ポスター |
単独共同区分 | 共同 |
国名 | 日本 |
開催地名 | Web大会 |
開催期間 | 2022/09/02~2022/09/25 |
発表者・共同発表者 | 吉田有沙・島谷まき子 |
概要 | 相手が対等な場合と目上の場合の怒りの制御方法が気分状態に及ぼす影響について、、正当性の認知、関係性の認知、思考の未統合感の3つの認知過程を媒介過程として検討した。日本語版Muller Anger Coping Questionarire(大竹ら, 2000)、正当性評価尺度(阿部・高木, 2005)、関係目標に関する項目(木野, 2004)、思考の未統合感尺度(遠藤・湯川,2012)を、大学生に実施した。有効回答者数は相手が対等な場合は195名、目上の場合は181名だった。その結果、怒り表出をした場合は、相手がどちらでも気分状態が低下した。怒り抑制をした場合は、相手が対等であると、認知過程によって気分状態が異なっていた。目上では相手との関係を維持できたと認知すれば気分状態は高くなった。怒り主張性の場合は、相手が対等であると相手との関係が悪くなったと認知すると気分状態は低くなるが、怒り経験を受容できたと認知すれば気分状態は高くなった。 |