教員紹介・研究業績 - 岩山　孝幸 | 昭和女子大学

（最終更新日 : 2024-09-04 13:40:23）

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イワヤマ　タカユキ IWAYAMA, Takayuki
岩山　孝幸

所属人間社会学部心理学科

生活心理研究所

職種助教

教員の研究テーマ等
１．近赤外分光法（NIRS）を用いた心因性非てんかん発作（PNES）の病態メカニズムの検討２．公認心理師の学部養成課程における実習科目である「心理実習」の授業運営方法の検討３．マルチモーダル指標による心理療法場面における相互作用の可視化について

受験生・学生へのメッセージ
心理専門職初の国家資格である公認心理師が誕生しましたが，「国民の心の健康の保持増進に寄与する」ためには公認心理師の役割や法的義務，職業倫理などをしっかりと学ぶ必要があります。専門職として本当に大切なことを，これまでの臨床経験から皆さんにお伝えしたいと思っています。

学問のきっかけ
小さい頃から小説を読んだり映画を観たりするのが好きで，作品の中のさまざまな登場人物に触れる中で，架空の話とは言え自分と違う考え方，感じ方があるということに関心を持ちました。そこが出発点となり，同じ環境でも心理的問題を抱える人とそうでない人がいるという個人差に興味を持ち，支援の方法を学びたいと思い臨床心理学を志しました。

主担当科目
公認心理師の職責、関係行政論、心理演習（分担担当）、心理実習（分担担当）

専門分野
臨床心理学, 精神神経科学, 認知科学キーワード(臨床心理学、認知行動療法、対人関係療法、精神分析的心理療法、異常心理学、治療的アセスメント、心理アセスメント、うつ病、近赤外分光法、NIRS、前頭前野)

最終学位
博士（臨床心理学）

学歴
1.	2009/04～2011/03	立教大学大学院現代心理学研究科臨床心理学専攻修士修了修士（臨床心理学）
2.	2011/04～2020/03	立教大学大学院現代心理学研究科臨床心理学専攻博士修了博士（臨床心理学）

職歴
1.	2022/04 ～ 2023/03	立教大学兼任講師
2.	2021/01 ～ 2025/03	埼玉医科大学総合医療センター神経精神科非常勤講師
3.	2020/04/01 ～	昭和女子大学大学院生活心理研究所所員
4.	2020/04/01 ～	昭和女子大学人間社会学部心理学科助教
5.	2019/04 ～ 2020/03	成城大学社会イノベーション学部非常勤講師
全件表示（11件）

著書・論文歴
1.	2024/08	論文	Validation of the Japanese version of the scales of the attitudes toward people with epilepsy (SAPE-J) Epilepsia Open Early View (共著)
2.	2024/08	論文	Four questions to assess attitudes toward epilepsy, the Caveness questions: Analytical study to verify the usefulness of the Japanese version Heliyon 10 (16) (共著)
3.	2024/03	論文	「心理実習」に求められる学びのあり方について（4）－「心理演習」のシラバス分析をもとに－昭和女子大学生活心理研究所紀要 26,83-90頁 (単著)
4.	2024/02	論文	Validity and reliability study of the turkish version epilepsy self-stigma scale (ESSS-T) Epilepsy & Behavior 151,109600 (共著)
5.	2023/11	論文	An online survey on differences in knowledge and stigma about epilepsy among the Tokyo metropolitan area and non-urban areas in Japan, a post-hoc study Epilepsy & Behavior 148,109469 (共著)
全件表示（27件）

学会発表
1.	2024/07/12	高齢てんかん患者のうつ状態における近赤外分光法（NIRS）の有用性に関する検討 (第39回日本老年精神医学会)
2.	2024/06/20	てんかん診療における精神症状へのMeasurement-Based Careの実践報告 (第120回日本精神神経学会学術総会)
3.	2023/12/03	Comparative Japanese-German Study on Self-Stigma in People with Epilepsy (AES Annual Meeting 2023)
4.	2023/11/18	てんかん患者のうつ状態における近赤外分光法(NIRS)に関する検討 (第36回日本総合病院精神医学会総会)
5.	2023/10/20	てんかん患者のセルフスティグマに関する日独比較研究 (第56回日本てんかん学会学術集会)
全件表示（33件）

講師・講演
1.	2023/10/21	YES-JAPAN企画多職種エキスパートとともに学ぶ：明日から役立つ実践てんかん診療―心理職によるインテーク（初回）面接　成人編 (京王プラザホテル（東京都新宿区）)
2.	2023/09/15	心理療法プロセスに関する多様な研究の可能性 (神戸国際展示場)
3.	2019/06/06	スーパービジョンに持ち込まれる対人関係の諸相－パラレル・プロセスに着目して－ (パシフィコ横浜（神奈川県横浜市）)

社会における活動
1.	2022/03	ケース・フォーミュレーションの実際～保護者や教師とチームで行う支援～
2.	2021/07	ワーキングメモリに困難を抱える子どもへの指導法～心理検査に頼らずに明日からできる工夫～
3.	2020/11	『自分からやる子』に育てるコツ～心理学が教える“イライラ”子育てからの抜け出し方～
4.	2020/10	WISC―Ⅳの効果的な生かし方 ―結果でわかること・わからないこと―
5.	2019/11	相手の心を「聴く」技術―対人関係に「効く」カウンセリングのエッセンス―
全件表示（8件）

教育上の能力

●教育方法の実践例

1.	2020/10/01 ～	Googleフォームを用いた小テスト実施
2.	2020/04/01 ～	反転授業の実施
3.	2012/10/01 ～	リアクション・ペーパーの実施とフィードバック

●作成した教科書、教材

1.	2020	オンライン授業マニュアル作成
2.	2023	オンライン調査サービス活用マニュアル作成
3.	2024	オンライン調査サービス活用マニュアル改訂

●当該教員の教育上の能力に関する大学等の評価

1.	2020/10/05 ～ 2021/02/01	2020年度後期授業　「学生からの授業評価」

●実務の経験を有する者についての特記事項

1.	2021/02/06 ～ 2021/02/06	昭和女子大学生活心理研究所「修了生臨床心理事例研究会」講師

職務上の実績

●その他教育活動上特記すべき事項

1.	2021/04/01 ～ 2022/03/31	学科ブログ年間アクセス数（PV）1位達成
2.	2021/10	病院職員向けストレスマネジメントに関するニュースレター発行
3.	2022/04/01 ～ 2023/03/31	学科ブログ年間アクセス数（PV）2年連続1位達成

委員会・協会等
1.	2007/04 ～	日本産業カウンセラー協会会員
2.	2011/04 ～	日本臨床心理士会会員
3.	2011/04 ～	東京公認心理師協会会員
4.	2019/04 ～	日本公認心理師協会会員
5.	2019/04 ～	公認心理師の会会員

所属学会
1.	2009/04 ～	日本パーソナリティ心理学会
2.	2009/04 ～	日本心理臨床学会
3.	2009/04 ～	日本カウンセリング学会
4.	2009/04 ～	日本感情心理学会
5.	2009/04 ～	日本認知療法・認知行動療法学会
全件表示（15件）

資格・免許
1.	2007/04/01	産業カウンセラー　登録会員番号06023072（一般社団法人　日本産業カウンセラー協会）
2.	2009/05/23	認定心理士　第27591号（社団法人　日本心理学会）
3.	2009/06/01	社会調査士　第006754号（一般社団法人　社会調査協会）
4.	2009/10/01	心理学検定1級　No.090569（日本心理学諸学会連合）
5.	2010/02/22	田中心理検査士　田中ビネー知能検査二級　第509060号（財団法人　田中教育研究所）
全件表示（9件）

受賞学術賞
1.	2021/09	日本てんかん学会第54回日本てんかん学会学術集会優秀ポスター賞 (P12-1 てんかんセルフスティグマ尺度の開発)
2.	2021/09	日本精神神経学会第117回日本精神神経学会学術総会優秀発表賞 (G46-05　てんかん発作とセルフスティグマ、自尊感情、抑うつ症状の関連性に関する研究)
3.	2024/02	昭和女子大学 TEACHERS OF THE YEAR 2023

研究課題・受託研究・科研費
1.	2024/04 ～ 2027/03	心因性非てんかん発作（PNES）の病態メカニズムの解明：感情調節課題による包括的検討若手研究キーワード(心因性非てんかん発作（PNES），近赤外分光法（NIRS），感情調節)
2.	2023/04 ～ 2027/03	心理療法における「良い展開」の可視化：二者同時マルチモーダルセンシングによる検討基盤研究(B) キーワード(マルチモーダル・センシング，心理療法プロセス，統合的アプローチ，コミュニケーション，インタラクション)