コンドウ アヤ    Kondoh Aya
   近藤 彩
   所属
人間文化学部 日本語日本文学科
 
文学研究科 文学言語学専攻 博士後期課程
 
文学研究科 言語教育・コミュニケーション専攻 博士前期課程
   職種
教授
研究期間 2013/04~2014/03
研究課題 「ビジネス場面における問題発見解決力育成のための日本語コンテンツ開発と教育実践」
実施形態 その他の補助金・助成金
研究委託元等の名称 日本漢字能力検定協会
代表分担区分 研究代表者
概要 近年、「今の仕事のため」「将来の仕事のため」という理由で、日本語を学ぶ学習者 数が増えている。彼らにとって、日本語は仕事の道具であり手段にすぎない。本研究 では、これまでの「日本語を教える」というビジネス日本語教育を再考し、より実用 的なビジネスコミュニケーションに目を向け、「日本語で仕事をする」という学習者 の観点から教育実践を捉えなおした。そして、インタビュー調査の結果から、日本人 と外国人が共に働く職場で、さまざまな問題が生じていることを述べ、生じている問 題点を自ら発見し解決する力を育成することが急務であることを指摘した。そして、 問題発見解決力を育成するために、コンテンツ(ケース教材)を開発し、その開発プ ロセスを示した。さらに、教育実践を対面授業とオンライン学習で試み、ケース教材 や教育実践の方向性を探った。