イケガミ シンペイ
IKEGAMI Shimpei
池上 真平 所属
人間社会学部 心理学科
生活心理研究所 所属教員
職種
准教授
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2024/03 |
形態種別 | 大学・研究所等紀要 |
査読 | 査読あり |
標題 | クラシックバレエの鑑賞体験-ライヴと録画で何が違うのか- |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 昭和女子大学生活心理研究所紀要 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 昭和女子大学生活心理研究所 |
巻・号・頁 | 26,61-70頁 |
担当区分 | 最終著者,責任著者 |
著者・共著者 | 佐藤衣純・池上真平 |
概要 | 本研究はクラシックバレエの鑑賞方法(ライブ鑑賞と録画鑑賞)が鑑賞体験にどのような影響を及ぼすのかについて明らかにすることであった。31名の参加者はライヴ鑑賞か録画鑑賞のいずれかの方法でクラシックバレエの4つのヴァリエーションを鑑賞し,印象評定と評点と自由記述を行った。結果,質的な自由記述データについては鑑賞方法による違いが見出された。具体的には,ライヴ鑑賞の方が,より記述の文字数が多く,記述内容についてもより詳細で洞察に富んでいた。一方,量的な印象評定と評点については鑑賞方法による違いはほとんど見出されなかった。これらの結果は,ライヴでバレエを鑑賞することは,録画された演舞を視聴する場合と比較して,高次でトップダウン的な情報処理を促進し,より豊かで深い鑑賞体験をもたらしたことを示唆している。 |