イワヤマ タカユキ    IWAYAMA, Takayuki
   岩山 孝幸
   所属
人間社会学部 心理学科
 
生活心理研究所 所属教員
   職種
助教
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2012/04
形態種別 大学・研究所等紀要
査読 査読あり
標題 抑うつの認知的-神経生物学的統合モデルによる認知操作研究の方向性について
執筆形態 単著
掲載誌名 立教大学臨床心理学研究
掲載区分国内
巻・号・頁 6,45-55頁
著者・共著者 岩山 孝幸
概要 本論文の目的は、認知行動的アプローチの改善に関する研究を検討することであった。Disner et al.(2011)は抑うつの治療に関してBeckの抑うつの認知モデルと神経生物学的モデルを統合してレビューを行い、前頭葉の活動が治療に関わることを明らかにしている。しかしながら、それらの研究において脳活動は、fMRIや類似の手法によって治療前後や一時点において測定されている。そのため、治療効果がどのように生じるかということを経時的に確認することはできていない。最近では、NIRSを使って経時的に治療効果を測定する研究も報告されており、治療効果に関わる前頭葉の機能についてより詳細に検討することが期待される。今後はNIRSなどの経時的な測定手法を用いることで、認知行動的アプローチに資する研究が可能になると思われる。
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