イワヤマ　タカユキ    IWAYAMA, Takayuki
   岩山　孝幸
   所属
人間社会学部 心理学科
 
生活心理研究所 所属教員
   職種
助教
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2011/04
形態種別 大学・研究所等紀要
査読 査読あり
標題 うつ病に対する認知行動的アプローチの効果を向上させるための基礎研究の今後の方向性について NIRSを用いた学際的研究の可能性
執筆形態 単著
掲載誌名 立教大学臨床心理学研究
掲載区分国内
巻・号・頁 5,35-43頁
著者・共著者 岩山 孝幸
概要 本論文の目的は，うつ病に対して有効性が実証されている認知行動的アプローチの効果を向上させるための基礎研究の方向性を検討することであった。検討の結果，臨床的介入を向上させるためには，うつ病の認知内容だけでなく，認知操作についても検討する必要があることが確認された。さらに，認知操作を検討する場合には認知的柔軟性に着目する必要性も確認された。またNIRSのような神経心理学的鑑査を用いて認知的柔軟性を測定することで，より日常場面に近い状態で認知過程を測定することが可能となることが示唆された。最終的に，臨床的介入の向上のために，基礎研究を充実させていく必要性が再確認された。
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