ウガイ サチエ
ugai sachie
鵜飼 祐江 所属
人間文化学部 日本語日本文学科
文学研究科 日本文学専攻 博士前期課程
職種
准教授
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2018/04 |
形態種別 | 単行本 |
招待論文 | 招待あり |
標題 | 原岡文子・河添房江編 『源氏物語 煌めくことばの世界Ⅱ』 |
執筆形態 | 共著 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 翰林書房 |
総ページ数 | 720 |
担当範囲 | 「明石」という呼称―― 一族の物語を内包する呼称 |
著者・共著者 | 高木和子・吉井美弥子・青島麻子・西本香子・中川正美・平林優子・林悠子・今井久代・川名淳子・大津直子・太田敦子・栗本賀世子・鵜飼祐江(他24名) |
概要 | 『源氏物語』独特の呼称の一つであるエピソード型呼称(物語内容を一語に集約して呼び名とする呼称)のうち、明石の君の「明石」呼称を取り上げ、「明石」呼称の創作過程と「明石」呼称が喚起するものを確認した。
物語を通過することで「明石」が単なる地名ではなく、光源氏の流離と再起の物語、及び明石一族の宿願の物語を内包し、それが繰り返し使用されてゆくことで、源氏の栄達の鍵となる姫君を生む女君自身の呼称となってゆくことを読み解いた。 |