マスブチ ユウコ
MASUBUCHI Yuko
増淵 裕子 所属
人間社会学部 心理学科
生活心理研究所 所属教員
職種
専任講師
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2018/03 |
形態種別 | 大学・研究所等紀要 |
査読 | 査読あり |
標題 | 大学生におけるひとりで過ごすことに関する感情・評価、自我同一性と友人への気遣いとの関連 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 昭和女子大学生活心理研究所紀要 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 20,1-14頁 |
著者・共著者 | ◎増淵裕子・満野史子・今城周造 |
概要 | 本研究では,大学生を対象に,(1)ひとりで過ごすことに関する感情・評価と自我同一性が,友人への気遣いに及ぼす影響を検討すること、(2) (1)に関して学年による違いが見られるかを検討することを目的とした。女子大学生388名を調査対象とし,質問紙法による調査を実施した。多母集団同時分析の結果,(1)「充実・満足」の感情・評価が、「心理社会的同一性」を媒介し「向社会的気遣い」を促進していた。 (2) 「孤独・不安」「孤絶願望」の感情・評価が、「心理社会的同一性」を媒介し「向社会的気遣い」を抑制していた。(3) 1・2年生と3・4年生では友人への気遣いへの影響が違い、「我慢気遣い」の規定因が学年によって異なることや、1・2年生では自我同一性の社会的側面だけでなく主観的側面も友人への気遣いに影響することが明らかになった。 |