マスブチ ユウコ
MASUBUCHI Yuko
増淵 裕子 所属
人間社会学部 心理学科
生活心理研究所 所属教員
職種
准教授
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2020/03 |
形態種別 | 大学・研究所等紀要 |
査読 | 査読あり |
標題 | 大学生における「ひとりの時間」とアイデンティティ発達過程との関連 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 昭和女子大学生活心理研究所紀要 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 22,25-34頁 |
著者・共著者 | ◎増淵裕子・今城周造 |
概要 | 本研究では、大学生を対象に、ひとりで過ごすことに関する感情・評価および「ひとりの時間」の過ごし方が、アイデンティティ発達のプロセスとどのように関連するかを検討することを目的とした。女子大学生206名を調査対象とし、質問紙法による調査を実施した。重回帰分析の結果、 (1) 「自己内省」の過ごし方のアイデンティティへの影響が顕著であり、この過ごし方は特に、アイデンティティ発達プロセスにおける「探求」を促進していた。(2)「孤絶願望」の感情・評価が、アイデンティティ発達を抑制していた。(3)「充実・満足」の感情・評価が、アイデンティティ発達プロセスにおける「コミットメントとの同一化」を促進し、不適応的な「反芻的探求」を抑制していた。 これらの結果と、増淵(2014)の「ひとりの時間」とアイデンティティの発達的変化の仮説モデルとの対応が議論された。 |