ヤマダ ナツキ
YAMADA Natsuki
山田 夏樹 所属
人間文化学部 日本語日本文学科
近代文化研究所 所属教員
職種
専任講師
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2009/04 |
形態種別 | 学術雑誌 |
査読 | 査読あり |
標題 | 少年と希薄化する身体性―横山光輝「鉄人28号」における「兵器リアリズム」の導入 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | マンガ研究 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 日本マンガ学会 |
巻・号・頁 | (15),54-70頁 |
概要 | 簡素な表現であるマンガにおいて、戦中では奨励された「兵器リアリズム」が、戦後、暴力性をもたらすものとして一度は「倫理」的に抑止されるものの、結果的に横山光輝「鉄人28号」を通して導入されていく過程を検証していった。そしてその上で、そうした〈暴力性〉を抑止するためのものとして機能していた〈身体性〉―性、死、内面、成長―が、「鉄人28号」という兵器を手にしたことで成長する必要のなくなった〈子ども〉の身体において、希薄化していく構図について論じたものである。 |