ヤマダ ナツキ
YAMADA Natsuki
山田 夏樹 所属
人間文化学部 日本語日本文学科
近代文化研究所 所属教員
職種
准教授
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2010/03 |
形態種別 | 学術雑誌 |
査読 | 査読あり |
標題 | ステレオタイプと「野球ロボット」―「巨人の星」における「日本人」表象 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 昭和文学研究 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 昭和文学会 |
巻・号・頁 | (60),52-65頁 |
概要 | 梶原一騎原作/川崎のぼる作画「巨人の星」において、「野球ロボット」と描かれるように成長できない〈記号の身体〉を抱える星飛雄馬が、最終的に〈身体性〉―性、死、内面、成長―を獲得していく過程を検証した。そしてその上で、日本人による「日本人」表象がしばしば孕む、内在化されたオリエンタリズムの視点を、かつては〈戦前回帰〉とさえされた本作が、実際には批判的に照射する構造を有していたということを論じたものである。 |