ヤマダ ナツキ
YAMADA Natsuki
山田 夏樹 所属
人間文化学部 日本語日本文学科
近代文化研究所 所属教員
職種
准教授
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2013/03 |
形態種別 | その他 |
招待論文 | 招待あり |
標題 | 研究動向 マンガ |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 昭和文学研究 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 昭和文学会 |
巻・号・頁 | (第66集),80-83頁 |
概要 | マンガにしばしば見出される記号性について論じているものを、近現代文学との関係性に絞ることで、「研究動向」として概観したものである。具体的には、マンガ表現の性質に記号性のみを見出し、そうした記号性が1980年代以降の近現代文学に影響を与えていると安易に指摘する近年の批評、研究の風潮を批判した上で、マンガにおいて描かれる登場人物の身体が、〈記号の身体〉/〈生身の身体〉と明確に区分できるものではなく、実際には、様々な要因においてその両者の中を揺れ動く流動的なものとして位置付けていく必要があることを指摘していった。 |