ヤマダ ナツキ    YAMADA Natsuki
   山田 夏樹
   所属
人間文化学部 日本語日本文学科
 
近代文化研究所 所属教員
   職種
准教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2019/03
形態種別 単行本
招待論文 招待あり
標題 アートと東京・文学と東京
執筆形態 共著
掲載区分国内
出版社・発行元 法政大学江戸東京研究センター
巻・号・頁 105-126頁
担当範囲 「ドヤ街」から読む東京―高森朝雄原作、ちばてつや作画「あしたのジョー」と三島由紀夫「音楽」
著者・共著者 編者:法政大学江戸東京研究センター
監修:安孫子信
概要 担当範囲
「ドヤ街」から読む東京―高森朝雄原作、ちばてつや作画「あしたのジョー」と三島由紀夫「音楽」

高森朝雄原作、ちばてつや作画「あしたのジョー」(「週刊少年マガジン」1968・1・1~73・5・13)に描かれる「ドヤ街」が、これまで体制/反体制の枠組みの中で捉えられ消費されてきた状況について、三島由紀夫「音楽」(「婦人公論」1964・1~12)の「ドヤ街」の描き方などとの比較を通じることで、批判的に検証したものである。そして、実際には「あしたのジョー」が、そうした一面的な捉え方を超えた〈現在〉にまで射程の及ぶ問題性を示していること、具体的には出会った人びとを変えていく主人公・矢吹丈の示す「あした」の意味について言及していった。