ヤマダ ナツキ
YAMADA Natsuki
山田 夏樹 所属
人間文化学部 日本語日本文学科
近代文化研究所 所属教員
職種
准教授
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2023/03 |
形態種別 | 大学・研究所等紀要 |
標題 | 藤子不二雄Ⓐ、藤子・F・不二雄論序説―友だち・安部公房・浦沢直樹 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 学芸国語国文学 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 東京学芸大学国語国文学会 |
巻・号・頁 | (55),346-355頁 |
概要 | 数々の社会現象を起こし、いまなお現役のコンテンツとしても消費され続けている藤子不二雄Ⓐ、藤子・F・不二雄作品が、戦後日本においてどのような意味を有し、どのような批評性を持ち得るかを改めて考察するための端緒として、〈居候モノ〉の成り立ち、構造に関わる点について検証した。具体的には、〈居候モノ〉の確立に影響を与えていると推察される、安部公房「闖入者」、「友達」の訪問者に注目し、加えて、その両作と藤子Ⓐ、藤子F作品に影響を受けていると言える浦沢直樹「20世紀少年」、「21世紀少年」における外部の存在の描かれ方にも焦点を当てることによって、藤子Ⓐ、藤子F論の足掛かりとした。 |