ウエマツ ヨウコ    UEMATSU Yoko
   植松 容子
   所属
人間文化学部 日本語日本文学科
 
国際文化研究所 所属教員
 
文学研究科 言語教育・コミュニケーション専攻 博士前期課程
   職種
准教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2012/01
形態種別 大学・研究所等紀要
標題 学習者の視点を文法記述に取り入れるための方法論の検討
執筆形態 単著
掲載誌名 学苑(日本文学紀要)
出版社・発行元 昭和女子大学
巻・号・頁 (855),16-25頁
概要 本稿は、日本語教育に資する記述を行うための方法論の検討として、日本語学習者の作文をもとにインタビューを行うということの有効性を検討したものである。日本語教育文法の記述を目的とした場合に、作文調査に加えてインタビュー調査を行う利点は以下の3点にまとめられる。①対立する項目がある場合に、どちらの項目をどのように捉えて誤用に(正用に)至ったかを把握しやすい、②特定の文法項目の使い方が不自然であっても、当該文法項目について持っている知識は間違っていないということが確認できる、③誤用をひきおこす原因が意外なところにあり、記述のためのヒントを教えてくれる