ウエマツ ヨウコ    UEMATSU Yoko
   植松 容子
   所属
人間文化学部 日本語日本文学科
 
国際文化研究所 所属教員
 
文学研究科 言語教育・コミュニケーション専攻 博士前期課程
   職種
准教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2010/02
形態種別 大学・研究所等紀要
標題 「〜からこそ」の文法説明に関する一考察-「唯一の理由として強調する」とは何か?-
執筆形態 単著
掲載誌名 文化外国語専門学校紀要
出版社・発行元 文化外国語専門学校
巻・号・頁 (23),1-17頁
概要 (旧日本語能力試験の)2級文法の項目の1つである「~からこそ」は、「唯一の理由として強調する」と説明されることが多いが、「唯一の理由」とは何か、「強調する」とはどういうことかがあいまいであり、非母語話者に対する説明としては十分ではない。そこで、書き言葉資料をデータとして分析を行った結果、「からこそ」は「相手が気付いていない(想定していない)因果関係を、意見として述べる時に使うことが多い」ということが明らかになった。