ウエマツ ヨウコ
UEMATSU Yoko
植松 容子 所属
人間文化学部 日本語日本文学科
国際文化研究所 所属教員
職種
准教授
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2007/03 |
形態種別 | 大学・研究所等紀要 |
査読 | 査読あり |
標題 | 日本語の他動詞文におけるデ格と主語の意味役割 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 広島大学大学院教育学研究科紀要. 第二部, 文化教育開発関連領域 |
出版社・発行元 | 広島大学大学院教育学研究科 |
巻・号・頁 | (55),241-250頁 |
概要 | 本稿は、日本語の特殊な他動詞文を考察する前提として「はだかの他動詞文」という必須補語のみで構成された他動詞文の分析と、それにデ格(道具・場所・原因)を不可した際の意図性の変化について論じた。その結果、変化他動詞文は「はだかの他動詞文」の状態では意図性は不問で、道具格を付加することにより[+意図的]となり、原因格を付加することにより[-意図的]となるということが分かった。「はだかの他動詞文」という枠組みを用いると複雑な他動詞文の分析が容易になるということが示唆された。 |