サカイリ リュウジ
坂入 竜治 所属
人間社会学部 福祉社会学科
職種
専任講師
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2021/03 |
形態種別 | 大学・研究所等紀要 |
標題 | ソーシャルワーカーが経験から学ぶプロセスに関する文献研究 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 武蔵野大学人間科学研究所年報 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 武蔵野大学人間科学研究所 |
巻・号・頁 | (10),61-79頁 |
概要 | 文献研究の方法を用いてソーシャルワーカー等の社会福祉専門職(以下、ソーシャルワーカー等)がどのような経験から、どのように学んでいるのかを検討した。その結果、支援のネガティブな経験のほか、職場における役割の変化や職務を背景としたネガティブな経験も存在することが明らかとなった。そして、経験から学ぶためには、省察を促進するための「他者の存在」があり、それは職場の上司や同僚に加えて、家族やクライエントからの承認も含まれること、また、職場から離れること、すなわち離れるための場と時も必要であることが明らかとなた。また、先行研究による経験からの学びのプロセスをKolb の経験学習サイクルの枠組みにて整理を行ったところ、ソーシャルワーカー等が現場の経験から学習するプロセスはKolbの経験学習サイクルの理論的枠組みにおいても説明が可能であることが示唆された。 |