ソ ミンジョン
Minjung SEO
徐 珉廷 所属
国際学部 国際学科
職種
准教授
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2015/05 |
形態種別 | 大学・研究所等紀要 |
査読 | 査読あり |
標題 | 韓国語の「kata(行く)」と「e kata(ていく)」のつながり |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 『学苑』 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 昭和女子大学近代文化研究所 |
巻・号・頁 | (895),27-37頁 |
概要 | 日本語の「行く/来る」は直示動詞で話者の今いる場所から遠ざかるか、近づくかという移動を表すが、補助動詞「ていく/くる」に使われる場合にもその意味は平行している。日本語と同じように、韓国語でも日本語の「行く」に対応する「kata」、「来る」に対応する「ota」という動詞があり、「e kata /ota」の形で補助動詞として用いられるのも類似している。そのうち、本稿で中心的に扱うのは「kata」と「e kata」である。本動詞の「kata」は、文法的な意味を表すものに抽象化され、文法化の過程を経て「e kata」の形で様々な用法を持つようになったと考えられる。本稿では認知言語学の立場から韓国語の本動詞「kata」と「e kata」は意味的な関連性が深いと考え、そのつながりを意味ネットワークで提示した。 |