エンドウ ジュンコ
ENDO Junko
遠藤 純子 所属
人間社会学部 初等教育学科
現代教育研究所 所属教員
生活機構研究科 人間教育学専攻
職種
准教授
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2018/06 |
形態種別 | 大学・研究所等紀要 |
標題 | 「乳児保育」における食事援助の学びについての検討―Eating-Feeding相互模擬演習を体験した学生の気づきから― |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 学苑 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 昭和女子大学 近代文化研究所 |
巻・号・頁 | (932),17-27頁 |
著者・共著者 | ◎遠藤純子・小野友紀・池谷真梨子 |
概要 | 本研究では、保育士養成課程の学生を対象にしたEating-Feeding相互模擬演習での気づきを分析することにより、適切な食事援助につながる学びについて検討した。演習の結果、「食べる」という無意識化されている行為自体への認識を深め、タイミングの不一致が「急かされている」「焦り」等の不快感につながることを経験した。また共時的な体感を伴う援助は、援助者には子どもの状況の理解や心のゆとりを、子どもには咀嚼や食べやすさへの効果や安心感をもたらし、双方に楽しさや一体感をもたらしていた。演習により、学生は、機械的に口に運ぶことが援助者の役割なのではなく、おいしさを共に経験する存在であることの重要性を感じられたようだった。適切な援助を考えるきっかけとなっていくよう、食事援助のあり方と養成校での実践的な学びについて今後も検討を重ねていきたい。 |