ミヤザキ ユミ
宮嵜 由美 所属
人間文化学部 日本語日本文学科
近代文化研究所 所属教員
職種
専任講師
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2023/01 |
形態種別 | 大学・研究所等紀要 |
査読 | 査読あり |
標題 | 「句点」の文末使用の経年変化-加藤安彦ケータイメイルコーパスの整備を通して- |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 専修国文 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 専修大学日本語日本文学文化学会 |
巻・号・頁 | 112,1-15頁 |
著者・共著者 | 宮嵜由美 |
概要 | 本稿では、専修大学文学部日本語日本文学科教授であった故加藤安彦氏が2004年よりデータを収集し、構築を行っていた『Senshu-Univ.Keitai-mail Corpus(以下、SKC)』を、一般公開 を視野に入れ2016年4月より整備を行った『加藤安彦ケータイメイルコーパス (以下、本コーパス)』をもとに、以下の2点を述べた。
1つ目として、同氏の遺志によりSKCを引き継いだ三宅和子、田中ゆかり両氏に加え、林直樹氏、宮嵜由美 が研究会を発足し整備を行った経緯と、今後公開予定のver.1.0の整備状況を紹介した。さらに2つ目として、ver.1.0公開前のβ版を元にした研究の一例として、1通のメイルの最文末に付与される「句点」の使用に焦点を絞り、その経年変化を観察することで、従来の書きことばの規範意識から生まれる語用論的意味について考察し、本コーパスの意義を述べた。 |