モリモト ナオコ    MORIMOTO Naoko
   森本 直子
   所属
全学共通教育センター
   職種
准教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2013/03
形態種別 大学・研究所等紀要
標題 「性差を考慮した雇用方針と顧客のニーズ 公民権法第七編におけるBFOQ法理の再考」
執筆形態 単著
掲載誌名 同志社法学
掲載区分国内
巻・号・頁 64(7),107-131頁
概要 アメリカ公民権法は、性差別禁止原則の例外として、顧客等のプライバシー保護のために性別が真正職業要件(BFOQ)となる場合を認め、性差を考慮した雇用方針を容認する。分娩室担当の看護職を女性に限るのはその一例である。しかし、ここでのプライバシーが何を意味するかについては精査が必要である。近年ではプライバシーBFOQによる性差の考慮が患者等顧客のニーズと必ずしも適合していない可能性を示唆する先行研究もあり、それを指摘する下級審判決も出ていることから、正確な実態把握にもとづく法理の適用が必要であると論じる。