コニシ タクゾウ    KONISHI Takuzo
   小西 卓三
   所属
国際学部 英語コミュニケーション学科
 
文学研究科 英米文学専攻 博士前期課程
   職種
教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2011/04
形態種別 単行本
標題 『現代日本のコミュニケーション研究: 日本コミュニケーション学の足跡と展望』所収「議論の理論」
執筆形態 共著
出版社・発行元 三修社
巻・号・頁 225-237頁
担当範囲 225-237 担当した章を単著執筆した。
著者・共著者 宮原哲、大坊郁夫、花木亨、日高勝之、池田理知子、小西卓三(その他22名執筆)
概要 本書は日本コミュニケーション学会設立40周年記念出版書籍で、「対人」・「組織」・「異文化」・「教育」・「レトリック」・「コミュニケーションの問題系」について当時のコミュニケーション学の状況をまとめたものである。
 筆者は第V部「レトリック」の「第4章 議論の理論」(225-37頁)を単独執筆した。米国のレトリック論における議論研究の発展を理論面、制度面から歴史的に考察した。レトリックにおける議論研究は、スティーブン・トゥールミンの『議論の効用』とカイム・ペレルマン、ルーシー・オルブレッツ・テュテカの『新しいレトリック』を当時のディベート教育者やレトリック研究家が受容することで始まったととらえ、本論文ではこれらの書籍が与えた影響について紹介した。また、1970年以降の学術会議や学術誌の発展を記述することで、議論研究の制度がどのように整備されてきたのかも紹介した。