ツルオカ アケミ    TSURUOKA Akemi
   鶴岡 明美
   所属
人間文化学部 歴史文化学科
 
生活機構研究科 生活文化研究専攻
   職種
教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2012/10
形態種別 単行本
標題 江戸期実景図の研究
執筆形態 単著
掲載区分国内
出版社・発行元 中央公論美術出版
総ページ数 424
概要 江戸時代後期に盛行した実景を題材とする絵画表現のうち、寛政5年(1793)谷文晁が当時の老中首座松平定信が行った江戸湾巡見に随行し、途次の景観を描いた「公余探勝図」(東京国立博物館蔵)を端緒として、以後文晁および周辺の画家が調査行や巡検等の機会に継続的に制作した、記録性を重視した描写による作例を「実景図」と総称した上でそれらの画風の展開について論じる。さらにはこうした作例が作品として受容された文化史的背景について明らかに示した。