ツルオカ アケミ
TSURUOKA Akemi
鶴岡 明美 所属
人間文化学部 歴史文化学科
生活機構研究科 生活文化研究専攻
職種
教授
|
|
言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2022/03 |
形態種別 | 大学・研究所等紀要 |
査読 | 査読あり |
標題 | 〔研究ノート〕『鷹見泉石日記』に見る谷文晁・文二の動向」 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 『昭和女子大学文化史研究』第25号 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 昭和女子大学文化史学会 |
巻・号・頁 | (25),31-45頁 |
著者・共著者 | 鶴岡明美 |
概要 | 『鷹見泉石日記』は古河藩士にして蘭学者であった鷹見泉石(一七八五−一八五八)が六十年にわたり綴った日記である。この「日記」に登場する多数の文化人のなかに谷文晁(一七六三―一八四〇)とその門人たちが含まれることはかねてより指摘されてきた。文晁に関する記載については森銑三氏の「谷文晁伝の研究」にいち早くその一部が紹介され、近年ではさらに詳細な報告が磯崎康彦氏の著『谷文晁の事績』に見られる。筆者もこの日記中に、これまでその画歴に注目されることがほとんどなかった文晁の嫡子、谷文二に関する記載を見出し、彼についての小論「写山楼の後継者 谷文二」(『文化遺産調査特別展 谷文晁の末裔 二世文一と谷派の絵師たち』足立区立郷土博物館、2021)において取り上げた。本稿はこれらを踏まえ、文晁および文二に関する記載についての新たな知見を示したものである。 |